不登校者やひきこもり者が苦しみや怒りを投げ入れる居場所を作る

不登校者やひきこもり者のみならず、人は苦しみや怒りを抱えたときそれらをひとりで引き受けていくことは難しいです。

しばしば外部の誰かにそこから生じる苦しみや辛さを投げ入れ、自らがそれらを背負い込むことから逃れようとします。

それができなければ他者を避けて家にひきこもり自らを責め続けたり、自責の念を忘れるために家族に当たり散らすしかなくなってしまいます。

不登校者やひきこもり者への新たな居場所を提供しようとする人たちは、遂行に伴って彼らにしばしば生じる否定的な感情や攻撃的な言動に対応せざるをえなくなります。

そのとき支後者がすべきもっとも重要なことは、彼らの話に耳を傾けながら彼らの自己否定や周囲に対する攻撃をしっかり受け止めることです。


居場所づくりとは、実は不登校者やひきこもり者が抱えた苦しみや怒りを安心して投げ入れる場を提供することでもあるのです。したがってその場の支後者は、投げつけられた彼らの否定的な感情をしっかり受け止めなければいけません。

支後者にその覚悟と姿勢がなければ、当事者たちはその場を自らの心の居場所としてはっきり位置づけていくことはできないのだと思います。